Dr.コトー診療所
(どくたーことーしんりょうじょ/山田貴敏)


Dr.コトー診療所 5巻
▼第45話/Dr. コトー、面食らう。▼第46話/Dr. コトー、苦悩する。▼第47話/Dr. コトー、決意する。▼第48話/Dr. コトー、出かける。▼第49話/Dr. コトー、あわてる。▼第50話/Dr. コトー、へばる。▼第51話/Dr. コトー、尾行する。▼第52話/Dr. コトー、聞き込みをする。▼第53話/Dr. コトー、調べる。▼第54話/Dr. コトー、度肝をぬく。▼第55話/Dr. コトー、やりぬく。▼第56話/つくろう。●主な登場人物/五島健助(ごとう・けんすけ。東京の大学病院から古志木島にやってきた、優秀な腕を持つ外科医。穏やかな性格と強い責任感で、島の医療に貢献する。島では名前を間違われ、コトー先生と呼ばれている)、星野彩佳(診療所の看護婦。看護婦歴3年の22歳。島の看護婦だった亡き母を継ぐため古志木島にきた)●あらすじ/診療所に、古川という見慣れない老人がやって来た。彼は末期癌であることを自分でわかっていて、島に死ぬためにやってきたという。古川には、古志木島を死に場所に選んだ理由があった。それは、彼が41年前、この島の診療所の医者だったからだ。人生の出発点だった古志木島で、最後の時を過ごそうと、この島へやってきたのだった。コトーは彼の命をわずかでも延ばそうと、手術を試みるが…(第45話~第47話)。●本巻の特徴/第45話~第47話では、コトーと、かつて古志木島診療所の医者だった老人の触れ合いを描く。第48話~第49話では、コトーが講演のため島を離れた数日に、食中毒が発生。星野が一人で奮闘する。第50話~第55話では、古志木島をリゾート地にするという話が持ち上がる。その計画の担当者・武本は30年前、古志木島に住んでいたが、ある事件があって島を追われた。そして武本と原の間には、秘められた過去があった…。第56話は、車に轢かれたぬいぐるみをコトーがなおす、ほのぼのとしたエピソード。ヒューマニムあふれる物語の数々を収録した第5集。●その他の登場人物/安藤重男(古志木島の漁労長。コトーのことを良く思わず反発していたが、最近は徐々に信用しだした。通称シゲさん)、原(息子・タケヒロをコトーに救ってもらって以来、彼を厚く信頼している漁師)、内つる子(通称ウチさん。自分で作った煎じ薬に自信を持つ、島のおばあさん)、古川公平(41年前に古志木島診療所の医者だった老人。コトーの大先輩にあたる)
出版社: 小学館 (2002/3/5)

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