Dr.コトー診療所
(どくたーことーしんりょうじょ/山田貴敏)


Dr.コトー診療所 2巻
▼第11話/Dr.コトー、狙われる。▼第12話/Dr.コトー、追いつめられる。▼第13話/Dr.コトー、命をはる。▼第14話/Dr.コトー、見ぬく。▼第15話/Dr.コトー、泣く。▼第16話/Dr.コトー、患う。▼第17話/Dr.コトー、倒れる。▼第18話/Dr.コトー、復活する。▼第19話/Dr.コトー、任せる。▼第20話/Dr.コトー、捜す。▼第21話/Dr.コトー、あやす。●主な登場人物/五島健助(ごとうけんすけ。東京の大学病院から古志木島にやってきた、優秀な腕を持つ外科医。穏やかな性格と強い責任感で、島の医療に貢献する。島では名前を間違われ、コトー先生と呼ばれている)、星野彩佳(診療所の看護婦。看護婦歴3年の22歳。島の看護婦だった亡き母を継ぐため古志木島にきた)●あらすじ/古志木島に巽謙司という、雑誌「週間トポス」の記者がやってきた。巽には妹がいたが、3年前に交通事故で亡くなった。その時の担当医がコトーで、妹が死んだのは、彼が適切な治療をしなかったためだと巽は言う。コトーを許すことができない巽は、彼を医療界から追放しようとしているたのだった。コトーに反感を持つ漁労長・しげさんは、その話を聞き、早速彼を島から追い出そうとするが…(第11話~第15話)。●本巻の特徴/第11話~第15話では?コトーが東京の大学病院を追われ島へやってきた理由が明らかに。島民たちに一度は出ていくよう詰め寄られるたコトーだったが、誤解を解き、改めて島になくてはならない人と認識される。第16話~第20話は、利権絡みで島にゴミ処理場を作ろうとする政治家と、その周辺の人々を巡る物語。代議士・芦田雄一郎、その娘で新米医師のゆき、芦田の秘書・安部純一、安部の母らが登場する。第21話は、古志木小学校の校務員で大の猫好き・和田さんと、拾われた猫・イチローのエピソード。コトーとその周りの人々が織りなす人間ドラマが、あたたかなタッチで描かれる。●その他の登場人物/巽謙司(「週間トポス」記者。自分の妹が死んだのはコトーのミスだと思っている。その復讐のため島に来て、コトーが医者を続けられないよう島民に悪い噂を流す)、安藤重男(古志木島の漁労長。コトーのことを良く思っていない。通称しげさん)、原(息子・タケヒロをコトーに救ってもらって以来、彼を厚く信頼している)、内つる子(通称ウチさん。自分で作った煎じ薬に自信を持つ、島のおばあさん。
出版社: 小学館 (2001/04)

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